新作リリース 2024.12.14 インディアンジュエリーの伝統技法である【カトルボーン・キャスト】。 甲イカの骨を鋳型にする鋳造技法の一つです。今回は制作過程もUP。 ①甲イカの骨を2枚用意し、張り合わせできるように片側を研磨する。 ② 片方の骨に模様を彫り込んでいく。 ③ 銀を流し込む湯道(ゆみち)を上部に作り張り合わせる。 ④ 流し込む銀をチョコ皿で液体になるまで加熱する。 ⑤ バーナーを当てながら一気に溶けた銀を流し込む。 ⑥ 火傷しないように注意しながら流した銀を取り出す。家の中でやると部屋中がイカ臭くなるので注意。 ⑦ 酸洗いを行います。彫り込んだ文字もしっかり出ていました。 ⑧ 糸鋸で余分な部分を取り除き、形を整える。 ⑨ リングの内側面に刻印を打つ。あえて模様を残してます。 ⑩ リングの形にしてロウ付け。 ⑪ 木槌を使い細かな部分も形を整える。 ⑫ この後は通常のリング制作過程と同じようにひたすら磨きます。
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